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 鯉江良二 【Ryoji Koie】 引出黒茶碗 -5308-
2012/11/15

鯉江良二
鯉江の引出黒は、現代にあって独壇場、圧巻であろう。
有象無象の物のなかで、はるか高く抜きん出た存在感を示している。
一口で言えばオリジナリテなのである。
もちろん鯉江も過去の恩恵は蒙っている。それへの憧れ、尊敬もあるだろう。
しかし古人の糟粕をなめるのみでは甲斐がない。
過去を借りて過去を超克できているという意味で、鯉江は稀有の人であるといいたい。
鯉江茶碗の上澄みの部分において、その自由度において、これを凌駕する人は、
今のところ生きている人の内には見出せないのではないか。

(\189,000 税込) 共箱(with a signed box) 高8.4cm.tall 径12.7~13.0cm


 鯉江良二 【Ryoji Koie】 引出黒大茶碗 -5307-
2012/11/15

鯉江良二
深く大きく空ろなる空間を擁する茶碗。
サイズ的には女性の手には余るかもしれない。
姿、格、風情、迫力において別格なものがある。
黒の総掛けだが、一ヶ所掛け外しが見える。仏像の額のところの、縦に開いている三眼のようである。

(\210,000 税込) 共箱(with a signed box) 高10.4cm.tall 径15.8~16.4cm


 鯉江良二 【Ryojj Koie】 引出黒茶碗 -5306-
2012/11/15

鯉江良二
少し小振りの引出黒。
これは特に黒が鮮やかというか、烏の羽のごとく漆黒に反応している。
そのなかを白がなだらかな山を描くように胴に配されている。
高台はいぶし銀のようにかすかに光を照り返す。
その脇の黒がブクを見せて、またちがったテクスチュアである。
口縁のキズは引き出しの際に付いたもの。

(\189,000 税込) 共箱(with a signed box) 高9.3cm.tall 径11.6~12.4cm


 鯉江良二 【Ryoji Koie】 粉引鉄彩茶碗 -5305-
2012/11/15

鯉江良二
深茶碗。シンプルな姿に陰翳深く景色を映している。
遠景近景とパースペクティブな世界が広がり想像をかきたてられる。
化粧して、鉄を刷いて、また思いのままに化粧を刷き、拭ったりして、
そしてこの抽象を成立させている。
高台まわりも秀逸で、かせて焦げた様子がすこぶる侘びている。

(\178,500 税込) 共箱(with a signed box) 高11.1cm.tall 径11.6~12.6cm

SOLD  '12 11/23


 鯉江良二 【Ryoji Koie】 粉引鉄彩茶碗 -5304-
2012/11/15

鯉江良二
前掲の茶碗と同じ窯かも知れない。これも秀逸で、作者の融通無碍、自在の世界が如実である。
見込をじっと覗き込んでいると、地球外のどこかに降り立ったような気がしてくる。
上釉厚く、還元により美しく灰青色が出ている。画像よりも鮮明である。
高台は濃茶の土見せで、貝の目跡のところがくぼみ、畳付きが山並みを描いている。

(\168,000 税込) 共箱(with a signed box) 高8.5cm.tall 径12.8~13.4cm

SOLD  '12 11/18


 鯉江良二 【Ryoji Koie】 織部茶碗 -5303-
2012/11/15

鯉江良二
白土(堅いので半磁であろう)に織部釉が潤沢に掛かり美しい(画像よりもはるかに)。
見込に釉溜りを湛えている。外にも玉が見える。
掻き銘のところだけが抜けて、というよりなだれ落ちたのだろうか、不思議なことになっている。
良の字が現れ出でて主張している。
高台は撥高台風で、ぐちゃっとした削りが、端正な器体と対照的である。

(\147,000 税込) 共箱(with a signed box) 高7.9cm.tall 径12.6~13.3cm


 鯉江良二 【Ryoji Koie】 織部半筒茶碗 -5302-
2012/11/15

鯉江良二
半磁の織部茶碗。
色が淡いのではじめ灰釉かと思ったが、ところどころに赤い班が見えるので、やはり織部である。
銅が反応しているのである。
画像ではわかりにくいが、淡く清澄なパステル画を見るようで、これでなかなか陰翳深い。
自然光の下で見るとさらに美しいのである。
高台は二重高台になっている。畳付き半周に釉がまわっている。

(\136,500 税込) 共箱(with a signed box) 高8.0cm.tall 径11.2~12.0cm


 鯉江良二 【Ryoji Koie】 青白磁半筒茶碗 -5301-
2012/11/14

鯉江良二
画像よりも美しい青白色である。瀬戸黒型のフォルム。
二度掛けした厚めの釉が、胴の同じところでぐるりと釉溜りを見せつつ止まっている。
清浄な、清々しいツートーンとなっている。
見込は濃淡を伴い一面青白色である。高台は無釉の縮緬高台。付け高台。
ペタンと餅をつぶしたような風情が面白い。

(\136,500 税込) 共箱(with a signed box) 高8.4am.tall 径11.4~11.6cm


 鯉江良二 【Ryoji Koie】 粉引鉄彩茶碗 -5300-
2012/11/13

鯉江良二
高台のシルエットは少し違うが、禅寺で使う呉器茶碗の風情。
大振り。しかし薄作りで、手取りは意表をついて軽い。
化粧は不快なテカリがなく、光をほどよく吸う。
この一碗中にめくるめくディテールがある。
そこへ吸い込まれ、ディテールから全体へ、俯瞰からまたディテールへと何度も往復させられる。
高台から腰にかけて非常に濃い茶褐色となっている。ここが効いている。
化粧の掛けよう、掛け外し、拭い、釉掛け(釉垂れが灰青色を呈す)と、遊びに遊んでいる感じがする。
その遊びはすばやいものである。ディテールについてのぐずぐずとした逡巡や推敲がないのである。
あるのは最初の謀(はかりごと)、インスピレーション、そして決断のみである。
鯉江の中の天才を感じさせられる所以である。

(\168,000 税込) 共箱(with a signed box) 高10.0cm.tall 径13.0~14.0cm


 鯉江良二 【Ryoji Koie】 粉引鉄彩茶碗 -5299-
2012/11/13

鯉江良二
いわゆる朝顔形(なり)という形に入るだろうか。
きれいに、すーっと上がって行って、美しく静止して、さらに虚空への延長線のようなものを感じさせる。
止めどころが絶妙なのである。
見込は、釉も潤沢に光沢を帯び、他方胴は少し乾いた感じ。手に心地よい。
正面を横にたゆたうような線は、指描きであろう。
こういった指でこするとか、鉄の入れようとか、あちこちでいたずらの様に遊んでいる。
ここにおいて追随がない。
高台は小さいながらも全体との均整を見せ、削り深く、くっきりと主張している。

(\157,500 税込) 共箱(with a signed box) 高7.9cm.tall 径14.8~15.6cm


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